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JKA10月のトピックス

JKA10月のトピックス

JKA10月のトピックス

◎新しい仲間が増えました!
永年会員 一般会員 合計
10月新規会員数 74  171 245
2023年度 新規会員数 381  1,504  1,885
2023年度 会員数 18,674 18,388 37,062

 

総本部 国内指導状況

指導員名 出張先 期間
忠鉢指導員 富山県本部 10/1
小倉副首席師範 東北地区本部 10/7~10/8
掃詰(友志)指導員 千葉県本部 10/7
中指導員 大分県本部 10/21~10/23
志水指導員 山梨県本部 10/21~10/22
大金指導員 東京都本部 10/22
植木首席師範 九州地区本部 10/28~10/29
掃詰(開士)指導員 佐賀県本部 10/28~10/29

 

総本部 海外指導状況

指導員名 出張先 期間
根本指導員  フランス  10/5~10/9
小倉副首席師範  オーストラリア  10/19~10/23
高橋指導員・忠鉢指導員  スコットランド  10/19~10/23
椎名(勝利)指導員  台湾 10/20~10/23
大隈指導員  フィリピン  10/23~10/29
中指導員  ドイツ  10/24~10/31
今村副首席師範・根本指導員  スペイン  10/26~10/30
泉屋指導員  イタリア  10/28~10/30
今村副首席師範  ポルトガル  10/31~11/5

 

★指導員からの一言( 掃詰開士指導員・大金勇太郎指導員)★

【令和5年秋季国内外全国合同合宿】

10月12日から15日まで、秋季国内外全国合同合宿が行われました。今回の全国合宿では418名が参加し今回も大盛況となりました。
1日目は総本部道場にて基本を中心とした稽古を行い、クラスの後半には実戦を想定した審判の講習会を行いました。審判員の育成、向上はこれからも大きな課題となっております。今回の審判講習会では参加された方々の成長に繋がったのではないかと思われます。
2日目の午前中は大石師範による基本組手のご指導が行われました。総本部道場に約100名が集結し、活気ある稽古となりました。午後には総本部道場と文京総合体育館に分かれて稽古を行い、基本組手の応用、型では平安形、慈恩、燕飛を行いました。
3日目には開会式終了後に植木首席師範による稽古が行われ、基本稽古の中で強く極めのある技を繰り出すためにも「姿勢」が崩れないようおこなうことの重要性を稽古の中でご指導されました。午後には、体育館では壮鎮、観空大、抜塞大をクラスに分かれて行い、充実した稽古となりました。
4日目には昇段審査会、資格審査会が行われ、段位合格者56名、資格合格者70名という結果になりました。閉会式後には懇親会が開かれ、各国の方々が一堂に会し、大変有意義な時間を過ごせたのではないかと思います。

掃詰 開士

 

【2023沖縄空手オプショナルツアーについて】

今回、秋季国内外全国合宿の後に行われた、「2023沖縄空手オプショナルツアー」は沖縄県空手振興会、沖縄県空手振興課、アゲシオジャパン株式会社の協力の下、日本空手協会会員を対象に行われました。
日本空手協会から、泉屋専務理事、平山指導員、大金指導員、九州地区本部、秋季全国合宿参加者、また一般会員の方々も参加し、オプショナルツアーがスタートしました。
初めに指導して頂いた先生は、小林流拳士会会長の嘉数義政先生(十段)でした。最初の1時間はその場基本、移動基本を指導していただきました。残りの時間で、カキエやナイファンチの分解などを教えて頂きました。
次に指導いただいた先生は、琉球古武道信武館会長の赤嶺浩先生(九段)の指導でした。今回は、棒術の稽古でした。基本的な動作から、基本型1をご指導いただきました。赤嶺先生はとても簡単に棒を操作していましたが、操作がとても難しく感じました。赤嶺先生曰く、古武道には様々な武器があります。しかし、棒の操作が一番難しいとおっしゃっていました。
二日目は、沖縄空手歴史ツアーを体験しました。初めに松村宗根先生、糸洲安恒先生のお墓に行き、改めて空手の歴史に触れた気分でした。
その後、剛柔流拳志会総本部会長宗家・沖縄県空手博物館館長、外間哲弘先生の総本部道場空手博物館にお邪魔しました。ここでの驚きは隠しきれませんでした。外間先生が40年かけて集めてこられた、各流派の貴重な資料がたくさんありました。また、グループで対話をする機会がありました。外間先生は、「何でも聞いてください」と言い、その知識量、人間力に圧倒されました。
三日目の前半は、少林流聖武館会長、島袋善保先生(十段)、島袋善俊先生(六段)の稽古でした。基本動作と身体操作を中心に稽古しました。踵を抜く動作や四股立ちがとても難しかったです。稽古の後半戦は剛柔流順道館総本部師範、金城常雄先生(九段)、儀間哲先生(九段)に稽古して頂きました。剛柔流の呼吸法、息吹など丁寧に教えて頂きました。また、金城先生の「サンチン」の演武も見せて頂きました。
稽古を通して、沖縄の先生方の動きを実際に見ることが出来き、とても貴重な経験となりました。沖縄から本土に船越先生が空手を普及させ、進化していたった現在の空手ですが、やはりルーツを知ること。原点に立ち返り、自分自身の空手に生かしていく。
東京に生まれて、東京で育ち、通ってた小学校に空手があり、そこで日本空手協会の空手に出会い、現在に至りますが、沖縄の空手に触れ、新たな空手に対する思考を研ぎ澄まされたツアーでした。
来年は、春季全国合宿が沖縄において開催されます。また、2024年11月には沖縄で船越先生の本土普及100周年式典が開催されます。是非、JKAのメンバーが一丸となり、盛り上げていきましょう。

大金 勇太郎

公益社団法人日本空手協会は内閣府認定の公益法人として品格ある青少年育成につとめております。
当会主催の全国大会には、内閣総理大臣杯、及び文部科学大臣杯が授与されております。