JKA4月のトピックス
| 永年会員 | 一般会員 | 合計 | |
| 4月新規会員数 | 182 | 411 | 593 |
| 2026年度 新規会員数 | 182 | 411 | 593 |
| 2026年度 会員数 | 19,585 | 17,271 | 36,856 |
総本部 国内指導状況
| 指導員名 | 出張先 | 期間 |
| 井村指導員 | 神奈川県本部 | 4/12 |
| 五十嵐指導員・栗原(秀元)導員員 | 北海道本部 | 4/18~4/19 |
| 井村指導員 | 島根県本部 | 4/26 |
総本部 海外指導状況
| 指導員名 | 出張先 | 期間 |
| 小倉副首席師範・谷山指導員・志水指導員・掃詰(開士)指導員 | ベルギー | 4/2~4/8 |
| 大隈指導員 | スウェーデン | 4/14~4/21 |
| 中指導員 | ブラジル | 4/19~4/29 |
| 谷山指導員 | ニュージーランド | 4/20~4/27 |
| 志水指導員 | フランス | 4/20~4/27 |
| 今村副首席師範・根本指導員 | イギリス | 4/23~4/28 |
| 椎名指導員 | 台湾 | 4/24~4/27 |
★指導員からの一言 (小倉副首席師範)★
ベルギーイースター合宿に赴いて(懐古)
4月上旬にベルギー・イースター合宿に招待され、約1,000人の参加者があり盛況のうちに無事終了いたしました。JKAベルギーの礎を築き、55歳で亡くなった宮崎 哲師範も大変喜んでいることと思います。
ベルギーは、私が最初に訪れた海外の国です。今から47年前のことです。先達の師範方から道を学び、そして導いてくれたことに敬意と感謝を込めて、古というには大げさですが少し思い返してみます。
副首席師範の任に就いている今の私があるのは、全てベルギーが始まりでした。
大正大学4年生の時にヨーロッパ合宿で初めてベルギーに行きました。
合宿は、総本部から庄司 寛師範と大坂 可治師範、大正大学からは早川 憲政先輩、そしてベルギー宮崎 哲師範が指導にあたりました。部活動とは違う稽古内容で初めてみる総本部師範の動きに目を奪われました。特に庄司師範の全身を使った逆突き、大坂師範の動く教科書と言われた身体の使い方は、同じ人間とは到底思えませんでした。合宿最終日にはベルギーナショナルチームと親善試合が実施され、この試合後に私は総本部師範にあこがれ自分を試してみようとの気持ちが沸き上がり研修生として総本部に入所することを決意しました。
翌年、ITKF世界大会がドイツ・ブレーメンで開催されることとなり、研修生として中山 正敏首席師範と行動を共にさせていただきました。
船越儀珍最高師範が日本本土に紹介し大学を中心に広がっていた空手道を、中山先生は世界中に広げるため優秀な指導員を海外に派遣し、「日本空手協会の空手道を世界に」この志を現実のものとされたことは周知の通りです。
世界大会開催中、平素の空手道普及活動に感謝の気持ちを示すかのように普段とは違う穏やかで優しい顔を派遣された師範の方々そして各国の責任者に向けているお姿を拝見し、中山首席師範のお人柄に深く心を打たれました。大会終了後は、ドイツ国内の道場の指導を命じられ支部責任者宅にお世話になりました。形の号令のかけ方すら覚束ないことを思い出し、毎晩ベスト空手とにらめっこをしながらも失敗の連続となったのは言うまでもありません。道場の皆様には、今でも大変申し訳ない気持ちでいっぱいです。
その後、29歳となった1987年の4月15日に中山首席師範が急逝されました。
しかし、悲しんでいる間もなく中山先生が行くことになっていたイギリスのクリスタルパレス合宿に急遽赴くことになりました。
そこでは榎枝 慶之輔師範(イギリス)・白井 寛師範(イタリア)・加瀬 泰治師範(フランス)とご一緒させてもらい、近づきがたい雲の上の存在の師範方を前に緊張の連続でした。榎枝師範の豪快な動作で会員をくぎ付けにする指導・白井師範の正確な身体の使い方で会員を魅了する指導・加瀬師範のずんぐりむっくりな体形から想像もつかないしなやかさとバネの効いた身体の使い方で圧倒する指導。衝撃と学びの毎日で夢のような時間を過ごしました。加えて合宿終了後、榎枝師範宅で一泊させていただき、その際に加瀬師範とお酒を酌み交わしながら丑三つ時まで師範から鞭のようにしなる身体の使い方をご教示いただいたことは私の財産であります。
最後に、大正大学の恩師である飯田 紀彦師範は、「組手に使えない基本、形に使えない基本は、基本とは言えない」と常々おっしゃっておりました。
「基本から組手・基本から形・形から組手・組手から形・そして再び基本」
この訓えを心に刻み、これまで会員の皆さんへの指導に当たってまいりました。そして、これからも残り少なくなってきた空手道普及の仕事に努めていこうと改めて考える機会となったベルギー・イースター合宿でありました。













